診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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★:土日のみ午後14:30~17:00
休診日:木曜・祝日
2024年12月15日
先月まで発表準備で忙しくて全然ブログ更新できてなかった院長です。
先月の11月の話になりますが、マイクロサージェリーのコースを受講してきました。
東京の谷中というところのセミナールームで2日間にかけて、顕微鏡で歯周外科手術をひたすら行うかなり実践的なセミナーです。
7-0という私には髪の毛で縫っているのでは?と思わせるほど細い糸でトレーニングをひたすら行います。
もちろん器具もそれに対応してめちゃめちゃ細い器具で練習します。
何がすごいって実際の症例の欠損が模型に反映されているので、実際の症例をレクチャーを受けながら体験することができます。
本当にためになるコースで自分も最近はなるべくマイクロサージェリーで行っております。
ただ保険診療で行うには赤字になりますので自費診療でのことになるかと思いますが、、、
山口先生は一箇所20万円で行われているそうです。
帰りは子供達にお土産を買いに東京駅に向かいました。
グミっツェル買えなかった、、、
今回のセミナーは本当にためになるし私も歯周病専門医として頑張らなければと思いました。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年11月14日
10月のブログ更新をうっかりしていた院長です。
10月19、20日に行われた、日本臨床歯周病学会秋季研修会に参加してきました。
土曜日午前は当院の衛生士さんも参加し、歯周病の症例発表に対し皆でディスカッションするという会で普段他の病院の衛生士と触れあう機会はないと思うので良い機会になったのではないでしょうか?
午後はDrサイドで神奈川県から奈良先生を招いて歯周組織再生療法についてご講演して頂きました。
やはり歯周組織再生療法は丁寧に手技を行うこととしっかりCTを撮影し診断したのちに行うべきということを再確認することができました。
20日日曜日は豚の顎骨を用いたハンズオンセミナーが行われました。
私はインストラクターという立場で参加させていただきましたがとても勉強になることばかりでとても有意義でした。受講生を見ているとやはり縫合などは反射的にできるくらいではないと時間がかかってしまうのでそういう基礎的な部分は研鑽が必要なのかなと思っています。
講師の奈良先生との写真ですが、東京の勉強会でご一緒させて頂いていた仲です。やはりすごいストイックな先生だなと思います。。。
私も頑張ろうと思います。
さて話は変わりますが、、、
最近カメラにハマっており色々撮影して回っています。
今回の学会は教育文化会館で行われたのですが周囲を撮影したりしてます。
確かこの日は雹が降っていたのですよね、、、
コンデジ市場ってスマホに追いやられてなかなか新製品がでないようで貴重になってきているようです。
私はスマホには撮れない立体感のある写真を撮りたいと思っているのと子供達の成長記録を残したいと考えております。
森彦の2階の階段急すぎ、、、
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年10月5日
先日まで7連勤で死にそうになってました院長です。
というのもこの歯周病学会で2日空けるのでその分の補填というわけですが、、、
さて学会ですが、研修医時代の指導医の先生や当時そのユニット担当の衛生士さん
勤務医時代にお世話になった先生などなんかほぼ同窓会状態でとても懐かしい気持ちになりました。
久しぶりに会った先生には全然変わらないね言っていただけたのですが、その裏で私のズボンははち切れそうになっています。というのも半年に一度くらいしかスーツを着ないからです。
今回は当院の衛生士さんも発表を経験してくれています。
これを機に成長していって欲しいものです。
さて今回の学会では認知症の患者に対してのトピックが多く、認知症患者がきたらどうするかとか、認知症が進んできたら口腔清掃状態が急に悪化してくる話、介護の現場で拘束具をつけられた認知症患者が看護師3人体制で行う実情などなど認知症の知識がついた学会でした。
ユマニチュードというアプローチを用いるアプローチなど実際に使えそうな技術などもありました。
当院にはあまり認知症の方は少ない方だと思うのですが、やはり定期的に歯医者に通っている患者の方が認知症になった時治療は協力的な方が多いようで、痛い時だけ行くような方は認知症になったとき口を開けないなど非協力的になることが多いようです。
今回ポスター発表の他の先生方は有名な先生など多々いらっしゃってドクターだけで80枚近いポスターが会ったので混んでました。そのおかげか自分の小ささに気づけたといいますか、もっと頑張らないといけないなと思いました。
それにしても手術動画のQRコード貼るの流行ってんのかな?
自分もビックウウェーブに乗り遅れないようにしないと、、、
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年9月27日
オータムフェストに行ってきた院長です。
ラーメンは小樽の塩ラーメンをセレクトしました。店の地図がわからなさすぎる、、、
もちろん美味しいラーメンでした。900円なり
ニトリの椅子に座りながらハンバーグサンド1300円をいただきました。
ゴミ対策が徹底されていてすごい綺麗でしたが結構な金額設定でした。またいきたいけど高いなぁ、、、
さて今回のブログですが、
口腔衛生の習慣についての行動変容についてです。口腔衛生状態を改善するには人の行動を変えなければなりません。歯周病の治療だけでなく歯科治療全般に言えますが行動変容に与える影響について論述しています。
下記の論文を参考にしています。
歯周病は、歯垢や歯石の蓄積により歯肉が炎症を起こし、進展すると歯を支える骨が破壊される病気です。適切な口腔衛生、つまり毎日の歯磨きや歯間清掃は、歯周病の予防に不可欠です。
本ブログでは、歯周病予防のための効果的な口腔衛生習慣について、特に行動変容技術に基づくアプローチに焦点を当てて解説します。
行動変容技術に基づく口腔衛生習慣の改善
研究によると、口腔衛生行動介入は、目標設定と計画、フィードバックとモニタリングに基づく行動変容技術を組み込んだ理論的枠組みに基づいて行われる場合、より効果的であることが示されています。
口腔衛生習慣の改善に影響を与える要因
口腔衛生習慣の改善に影響を与える要因には、障害物と促進剤の両方が存在します。
障害物:
促進剤:
患者中心のアプローチ
口腔衛生習慣の改善には、患者中心のアプローチが重要です。歯科医は、患者個々のニーズや状況に合わせて治療計画を立て、コミュニケーションをとる必要があります。
患者中心の口腔衛生モデル
患者中心の口腔衛生モデルは、以下のような要素から構成されます。
まとめ
歯周病の予防には、適切な口腔衛生習慣が不可欠です。行動変容技術に基づくアプローチと患者中心のアプローチを組み合わせることで、効果的な口腔衛生習慣の改善が期待できます。歯科医は、患者個々のニーズや状況に合わせて治療計画を立て、コミュニケーションをとることが重要です。
話は変わりますが、、、
実は当院に新人が入りました。
検診などで見た方はいるかと思いますが、患者さんが増えてきて対応できなくなってきているので受付兼助手を増強いたしました。
その新人歓迎をエスコンでやってきました。7月のことです、、、
なんでエスコンって普通にお店でやるよりみんな会話が困らないようでよかったです笑
受付の水野さんが取ってくれた席がものすごく近くて感動でした。
現在CSに出ることが決まりさらに盛り上がってきましたね!
個人的な推し選手はレイエスですね、走ってる時のお腹がかわいい。
入って半年が経ち新しいこと覚えなくてはならないことがたくさんあると思います。これって上記のブログの行動変容と同じで、歯周病治療の醍醐味である患者が頑張って歯周病を克服しようと努力することに通じるものがあると私は思います。その結果意識が変わっていく様を見守るのが私の楽しみであります。
新メンバーと仕事ができることが楽しみです。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年9月1日
日本歯周病学会に出すポスターをなんとか提出し終わってとりあえず一安心の院長です。
だけど年末にJIADSという勉強会の総会で会員発表することになったのでその準備に全力を注いでおります。
今AIが色々やってくれるのでブログ書くのも必要ないのかもですが、自分の勉強のためにやってる部分もあるので継続していきたいと思ってます。
日本歯周病学会の歯科衛生士ポスターで引用した論文から今日のお題を出します。
「SPTが歯周治療で一番大事」そのポスターで最も伝えたいことだと思います。
この論文はアクティブな歯周治療(歯周外科処置)を行ったあと、5mm以上の歯周ポケット,プロービング時の失血(BOP)と歯の喪失、歯周病の再発の関係性を11年追った論文です。
歯周外科処置を行なっても5mm以上の歯周ポケットが残存することはあります。
それがどうなっていくのかを調べた論文です。
歯周病悪化のリスク:6mm以上のPPD,ヘビースモーカー、SPTの期間(長すぎると進行する)
歯の喪失リスク:6mm以上のPPDと30%以上のBOP
ですから6mm以上の残存ポケットがあるなら可能な限り5mm以内になるように再歯周外科を検討する必要があるのかもしれません。
ですが、患者の年齢や精神的な背景からもっかい歯周外科やらせてほしいっていうのはなかなか気が引けるところはありますね、、、
悪くなっていくのを指を加えてみていることもできませんから、誠心誠意伝えていくのが良いのかもしれません。
当院では3ヶ月に一度は必ず歯周病検査を行いBOP、PPDをチェックしています。
歯周外科した患者さんも再発のリスクは十分あるので、
そのケアは正直歯周治療の中で一番大事なのではないかという内容でした。
話は変わりますが、、、
奇跡の抽選に当たって厚岸のウイスキーが当たりました!!
こんな運を使って良いのでしょうか、、、
厚岸のウイスキー高いのでお正月に開けようかな、、、
7月のことですが、義理のお姉さん夫婦のお誘いで長沼にあるマオイオートランドに行ってきました。私完全にインドア派で誘われない限り絶対キャンプなんてしないのですが勇気出して子供達のため行ってきました。
私はあんまり詳しくないのですが、予約あんまり取れないようですね。
なんか向かい側のテントや装備がすごいので圧倒されてますが、子供達が楽しそうにしていてよかったです。
花火したり、近くの温泉行ったりと快適な設備が揃っているので割とよかったです。
子供達は夜になるにつれて虫がー虫がーって言ってましたが、、、
環境庁指定の温泉ですがよかったです。息子と二人で入ってきましたがなかなか貴重な時間だったと思います。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年8月8日
今月中にポスター発表2ケース仕上げなければならない院長です。
来週お盆休みをいただきますが、パソコン持って仕事しなければならないと思います、、、
それにしても、最近夏休みになったので子供達の受診も多くなってきました。
うちもそうですが子供達が一日中家にいると色々大変ですよね、、、
私は日曜も診療してるので妻からのプレッシャーがすごい、、、
先日年長の長男が自転車乗れるようになってとても喜ばしいことがありました。
私あんまり運動神経良くないので(球技以外)ちょっと安心しました。
さて本題に入りましょう!
本日は上顎前突の治療ガイドラインについてです。
詳しいことが知りたい方はhttps://www.jos.gr.jp/guidelineで詳しく提示されています。
子供達の噛み合わせの問合せとして一番多いのが上顎前突です。
日本矯正歯科学会のガイドラインを参考に記事を書いていきます。
上顎前突とは簡単に言えば出っ歯のことです。もっと詳しく言えば、上顎が下顎より著しく前に出ている状態をいいます。特に日本人に多いと言われていますが、「上顎前突を上下顎前歯の前後的な距離、すなわちオーバージェットが 7~8mm 以上あるような不正状態の総称」としている 。ANB が3°を超えて大きい場合とされています。
治療の必要性について
上顎前突を含む咬合異常は好感度や聡明さなどの社会的領域、自尊心などの心理学的領域に影響を与える可能性が高い。また、口腔機能への影響については、咀嚼機能に影響を与える可能性が高い。しかし、構音機能、顎関節症、ブラキシズムと直接的に関連があるとの科学的根拠はない。さらに、歯周病や齲蝕との関連性について、咬合異常はそれらの発生との直接的原因となる科学的根拠はないが、二次的な要因として捉えることができる。
矯正学会的には顎関節症に直接的に影響はないとされていますが、上顎前突の患者で特に顎関節症が多いような実感がありますね。あくまで私見ですが。
出っ歯のため前歯は外傷で破損しやすいとされています。
上顎前突における乳歯列期・混合歯列期の治療
矯正歯科治療における乳歯列期での治療は、混合歯列期の治療やその予後にも影響を与えるため、慎重な判断を要する。混合歯列期はHellman の咬合発育段階ではIIC からIIIB にあたり、顎の成長発育が旺盛な時期であるが、永久歯の萌出に伴い種々の不正咬合も発現する。混合歯列期の主な治療目的は、乳歯列期の治療目的の1つであった上下顎関係の改善に加えて、歯列や顎の成長発育を阻害する因子を取り除くことである。
つまりは、目的がはっきりしている必要があるということでしょう。
上顎前突における永久歯列期の治療
上顎前突における永久歯列期の治療において、抜歯治療あるいは非抜歯治療のどちらを選択するかは大きな問題である。そのどちらを選択するのかということは手段であって目的ではなく、その適用は適切な診断により決定されるべきである。ただ、その診断は、成長発育の有無、術者の経験、術者及び患者の価値観など多様な状況判断によって行われるものである。
非抜歯で治療を行う手段としては、歯列の拡大、大臼歯の遠心移動、上下顎顎間関係の改善があるが、適応患者とそうでない者がいる。
上顎大臼歯の遠心移動は3.3mm~6.4mm、tipping は0.80°~12.20°であった。前歯は遠心移動中安定していた(文献1、エビデンスのレベルI)。
大臼歯の遠心移動(平均2.9mm)と傾斜は、反作用による切歯、小臼歯の近心移動と傾斜より大きい。ノンコンプライアンス口腔内装置による大臼歯の遠心移動は切歯、小臼歯の近心移動という固定の喪失が生じる。頰側活性型(頰側側にアクチベイト部がある)と口蓋活性型(口蓋側にアクチベイト部がある)は移動がほとんど同様の結果であった。摩擦フリー口蓋活性装置はより効果的な大臼歯遠心移動を起こすが、著しい固定の喪失を伴う(文献2、エビデンスのレベルI)。
遠心移動は推奨されますが動かせて3ミリが限界ということなのでしょうか。
この限界を含めて抜歯矯正するのか、非抜歯なのか判断していくことになると思います。
話は変わりますが、、、
先月はセミナーに参加してきました。
なんのセミナーかというと歯槽骨を増やすのに役立つセミナーとしておきましょうか。。。
豚さんにインプラントしたり結構勉強になりました。
豚さんの下顎は硬いのでとっても大変です。
北海道のたくさんの先生方が参加されていました。
業者の方が撮影してくれていましたがなかなか自分の写真って撮らないものですよね、、、
早速実践に役立つ技術で大変助かっております。患者様に還元できれば良いと思っています。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年7月29日
オリンピックで寝不足の院長です。
パリオリンピックが始まりましたね。
今の所柔道、サッカー、スケボーと拝見しましたが結構面白くて見てしまいます。ある選手が「この場にいれることに感謝します」って言葉を発していて、感銘を受けました。オリンピックに出るためにトレーニングをしてるだけではなく、スポンサーからお金もらったり、そもそも選ばれるために競争相手がいるわけで、、、
この一言だけでプロフェッショナルだなぁって思いました。浅いかな?
本日はルートプレーニングについてです。
そもそも歯周炎は、歯根表面の細菌バイオフィルムおよび歯石の存在と強く関連しています。したがって、非外科的ポケット/インストルメンテーションの最終目標は、歯根から微生物沈着物および歯石を除去することである。歯周治療の成功は、歯根表面から沈着物を除去することにかかっています。
ですが、歯周ポケット内の掻爬において手用キュレットと超音波キュレットは臨床的には歯周ポケット、BOP、CALに有意差はないとされてます。
しかしながら
手用キュレットは歯根が滑らかになるのに対し、超音波キュレットは表面が荒くなることが知られている。
また手用キュレットは技術的に熟練がいるのと時間がかかり感染セメント質だけでなく健康セメント質も取れてしまうのです。
超音波スケーラーは、侵襲が少なく患者術者両方に快適な方法ですが組織のダメージに関しては手用キュレットと変わらないとされています。
ですから超音波で行い、歯根を滑らかにするために手用キュレットを行うのが推奨されているそうです。
私も両方いいところを取れば良いと思いますが、やはり滑沢な歯根が安心しますね。
話は変わりますが、、、
お酒の話題を結構していたら患者様からお酒をいただきました。
シゲマスってお酒で福岡の日本酒です。
初めての濁り酒であっという間になくなってしましましたがおいしかったです。やや辛口かな?私には笑
ちなみに公式は甘口らしいです。
あと先月になりますが、父の日にフロムザバレルをもらいました。
普通に大丸の地下に売っていたのがびっくりですが、なかなかフロムザバレルは買えないのでいいことあった時にいただこうと思います。
最近は発表の準備で追われているのでちびちびやりながら仕事します。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年7月9日
最近積丹のクラフトジン火の帆にハマっている院長です。
先日、知り合いの先生方と飲んだ時におすすめされ飲んだらクラフトジンにハマりました。
飲んだ後のスッキリ感がすごくいいですね。
さて、本日は相談が多い噛み合わせの話題で反対咬合についてです。
今回の記事は日本矯正歯科学会の成長期の骨格性下顎前突ガイドラインの内容を記述します。
下顎前突とは、『反対咬合で、前歯3 歯以上の逆被蓋』または『上下顎前歯が逆被蓋を呈
する上下顎歯列弓関係の不正を総称するもの』であるとされています。
骨格性下顎前突:骨格として下顎が上顎に対して前方位である。年間の下顎成長量や成長方向には注意が必要で外科処置も考慮が必要なこともある。
歯性下顎前突:上顎前歯の唇側傾斜、下顎前歯の舌側傾斜、上顎臼歯の頬側傾斜、下顎臼歯の舌側傾斜を認める(デンタルコンペンセーション)。また軟組織の特徴としては、コンケーブタイププロファイルを呈し、下唇は厚く垂れていることが多い。
機能性下顎前突:早期接触による機能的な下顎の前方誘導によって引き起こされる下顎前突
またはこれらを複合しているものが存在しています。
遺伝については家族集積性が認められ、咀嚼効率や下顎運動の円滑性の低下、発音への影響および顎関節症との相関などといった顎口腔の機能的な問題に加え、見た目に対する自尊心尺度の低下や子供のからかいの対象となりやすいなどといった社会心理学的問題がこれまで報告されている。8020運動について言えば達成している反対咬合の人は一人もいなかったことも大切なことだと思います。
つまり反対咬合は可能であれば改善した方が歯を失うリスクは改善されます。
日本での発生率は4.24%でそのうち20%が下顎骨の前方位、25%が上顎骨の後方位、22%がその両者、33%が歯性の下顎前突を呈しており、上顎骨の後方位を伴う下顎前突が多かった 。また日本では、過小な頭蓋底長、長い前顔面高、鈍角な下顎角、後退した上顎骨を補償するような下顎骨の後下方への回転といった特徴を伴う骨格性下顎前突が多いと報告されている。
ガイドラインについて
先ほど示したように外科矯正も考慮しなければならない場合があるということと重要なことは成長が終わるまでで戦略が異なることだと思います。
クリニカルクエスチョン
気になったものだけピックアップします。
チンキャップは意味ないとのことです。私の幼少期は結構使っている人いましたね、、、
こんなやつですね。今はあんま見かけないですが、、、
話は変わりますが、、、
6月29日に仕事を早めに切り上げ勉強会に参加してきました。
場所は旭川ですので大体1時間半くらいで到着しました。
北見で開業されている猪子先生です。
猪子先生はインプラント、歯肉移植で本当にワールドクラスだと思いますので本当にためになる話でした。
ちなみに私も一つ演題を持っていって発表してきました。
ちなみに日帰りで帰ってきたので家に帰ったのは0時30分でしたね、、、
でもたまには勉強会を北海道でやるのもいいなぁと思いました。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年6月21日
大阪に行って3kg太ってきた院長です。
先週は土日を休診とさせていただきまして大阪の学会に行ってきました。
大阪はまだ30℃くらいで少し暑いけど猛暑って感じではなかったですね。
金曜日の最終便で関西国際空港に到着し、とりあえず心斎橋の方で串カツを食べました。
ちなみに到着したらもう12時近くでやっている店を探すのに一苦労です。
ここで飲んだ兵庫の播州って日本酒が美味しかったですね!!
土曜日は中之島の国際会議場で行われましたが、私は大学院時代確か骨代謝学会と臨床歯周病学会で行ったことがあり周りにあんまり何もないイメージがありました。
ちゃんと参加しております。
今回は発表はないのでひたすら聞いて勉強させていただく感じです。
昼はお好み焼きを食べ、
夜は懇親会と大忙しでした。
真面目な写真が一つもないので疑われても仕方ないのですが、本当に大変勉強になりました笑!
どんどん治療もアップデートされてきているので勉強しないといけないと感じた学会でした!!
来年は広島でやるとのことです!
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。2024年6月6日
子供と遊んだ時に左手首を負傷してしまい痛みがある院長です。
仕事には支障はないレベルなのですが重いもの持つとピキってきます、、、
GWに負傷したのですがいまだに治らないのでちょっと病院行こうかなとも思ってます。何よりギターの練習ができない、、、モチベーションも下がってしまいます。
さて本日のトピックですが、2024年6月より保険改定でCADCAM冠が第二大臼歯まで適応可能となりました。
何人かの患者様には第二大臼歯の印象時にご相談させていただいておりますが、第二大臼歯に補綴処置を行う場合、素材はメタル、CADCAM冠、ジルコニアクラウンの3つを提示してます。
現在保険でとなりますとメタル、CADCAM冠(私はPEEK冠はやってません)の2択になります。
しかしCADCAM冠は条件があります。
反対の大臼歯に咬合支持がなければなりません。
今までは第二大臼歯が1本でもなければメタルしか選べなかったわけですから、だいぶ選択肢は増えると思います。
ですが患者様の噛み合わせの強さなどはしっかり確認することと、破折するリスクをお話しした上でメタルにするのか、白いCADCAM冠にするのか考えなくてはなりません。
私は患者様と相談し決めるようにしてます。
予後については、これから始まったことなのでまだわからないですが、結構上顎犬歯は破折率が高いように思います。歯軋りなどのガイドとなり一番引っかかる歯だからじゃないかと思います。第一大臼歯に入れた患者様をみてると歯軋りですり減ってきているような後を見るように思います。
今後どのように変化していくのか注視していきたいと思います。
話は変わりますが、、、
令和の虎ってYOUTUBEで出てきた奇跡の歯ブラシ使ってみました。
厳密に言えば衛生士からドラッグストアで見つけて買ってきてくれました。
先が2段植毛になっています。
昔から山型の歯ブラシは存在しておりましたが2段植毛のは新しい点なのでしょうか?
使ってみた感じ前歯の裏に山がフィットして磨きやすい気がします。やはり先の毛が清掃能力を高ているのではないかと思います。
毛はやや硬めなのかなと思います。あんまスクラビング法でやると歯肉傷つくと思います。
歯周病の患者様にはあんま勧めないかとは思いますが、ある程度歯肉が下がってない歯周ポケットがない方には良いのでは?
やっぱり私はTepe社のスプリームコンパクトが好きです。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。