こんにちは。
札幌西区八軒で土曜・日曜も診療を行う、｢えのもと歯科｣です。

前回はマイクロスコープの説明とともに、マイクロスコープを使ったむし歯治療・根幹治療についてお話ししました。
今回は引き続き、マイクロスコープを使ったインプラント治療と歯周病治療について紹介します。

インプラント治療では、歯肉の切開や縫合を行います。マイクロスコープと専用のメスや針を使い、細部まで見ながら処置を行うことで、傷口を最小限に抑えることができます。
その結果、早く治りやすくなり患者さんへの負担を減らすことができます。

また、インプラント治療後に起こりやすいトラブルの1つに｢インプラント周囲炎｣があげられます。歯周病に似た病気ですが、自覚症状が歯周病以上に少ないため、いつの間にか進行してインプラントが抜け落ちることが珍しくありません。
定期的なメンテナンスの際に、マイクロスコープを使って歯石を取り除いたり細部に歯垢がついていないかどうかをチェックすることで、インプラント周囲炎を防ぎやすくなります。

歯周病治療では、歯垢や歯石をしっかりと取り除き歯周病菌を減らすことが重要です。
歯周病が進行すればするほど、歯周ポケットは広がり、中に歯垢や歯石がたまっていきます。歯周ポケットの中は非常に狭く、肉眼だけで確認しながら歯垢や歯石を取り除くのには限界があります。ところが歯周ポケットの中に歯垢や歯石を取り残してしまうと、症状が改善しにくくなってしまうのです。

マイクロスコープで拡大し、目で確認しながらしっかりと歯垢・歯石を除去することで、お口の中の歯周病菌を減らしていくことが可能になります。
歯周病の根本的な改善のためには、マイクロスコープが欠かせないのです。

マイクロスコープの使用には、高い技術力が求められます。
えのもと歯科では、患者さんにご満足いただける治療を目ざしております。常に様々な学会やJIADSにて最新の歯科知識・技術を学び、治療に生かすように心がけています。
ぜひご一緒に、歯とお口の健康を取り戻し、維持していきましょう。

榎本拓哉　院長
歯学博士

榎本拓哉　院長　歯学博士

2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。
昭和大学大学院にて歯周病を専攻し、2017年に日本歯周病学会
専門医を取得。
首都圏の歯科医院にて勤務医を経験。
2019年4月 札幌市にてえのもと歯科
開院。

医院名：えのもと歯科
所在地： 〒063-0845 北海道札幌市西区八軒5条西9丁目4-21
NEO bldg.八軒