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2021年9月13日
子供達の成長が早すぎてついていけない院長です。
次女はこの前100日の祝いしたばっかりなのにもう大きくなっているし、長男は「これ何?」攻撃してくるし、長女は口ばかり上手くなっているしで大変です。
さて子供に虫歯予防何がおすすめと聞かれることがとても多いのですが、私は歯ブラシの他にフッ素洗口とフロスの使用だと思っています。
私も幼少期からずっとミラノールを使用していました。小学生の高学年まではミラノールを理由も知らず使用していました(笑)そのおかげかわかりませんが虫歯は3本ほどで全て神経は守られています。私も多感な時期がありまして歯磨きサボったり中学生の時は毎日やらなかったりでしたが効果は実感しております。
そもそもフッ素が虫歯に有効というのはどういう経緯があるのでしょうか?
1930年台に歯がボロボロになる斑状歯がフッ素によるものと報告され、斑状歯が多い地域は虫歯が少ないと判明しWHOがフッ素による虫歯予防を提言しました。水道水にフッ素の1ppm以下の濃度で流す国や地域もあるようですが、今はそんなに盛んではないようです。
高濃度のフッ素が飲料水に含まれている地域(8ppm)では、斑状歯や骨に蓄えられ、骨が硬くなり骨折しやすくなる骨フッ素症になることが報告されています。
そういう経緯もありフッ素というのにあまりよくない印象を持っている方もいるのは事実ですが、歯を強化できるものは今の所フッ化ナトリウムしかないのではないでしょうか?
メカニズムは、フッ化ナトリウムが歯質に取り込まれるとフルオロアパタイトに代わり耐酸性が向上することで虫歯になりにくくなります。
安全性に関しては、そもそも自然界に広く存在しており食べ物などにも含まれています。
ちなみに、フッ素の中毒量は2mg/kgで子供10kgなら20mgで中毒になってしまいます。ですから洗口剤の原液を全て飲みこむとかは危険なので必ずフッ素洗口は親の監視が必要になります。またぶくぶくうがいができない子供は使用を控えた方が良いと思います。
大体4歳〜14歳くらいがもっとも効果があると言われており、家庭用では毎日法を推奨しています。250ppmと450ppmの濃度の違いがあり、虫歯があったことがある子や矯正治療をしている高いリスクがある子は450ppmの方をおすすめします。我が家では450ppmを使用しています。
もし使ってみたい方や興味がある方はご相談ください。
話は変わりますが。。。
小林峠経由滝野霊園ライドに行ってきました。
とても不思議な場所でした。夜はとっても怖い気がします。
清田に抜ける道は結構道が細くて少し怖かったですがなかなかよかったです。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。