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2022年8月2日
目の炎症がひいてきた院長です。
今回は問い合わせが多い親知らずのことについて述べていきたいと思います。
時々親知らず抜いたら小顔になりますかと聞かれますが、それはないと思います(笑)顎の骨の形がかわるわけではないですからね。
さてまず、痛みが出る場合、抜歯した方がいい場合というのをご説明したいと思います。
基本的には親知らずは歯肉の中に埋まっていて感染しなければ問題はありません。
上記の写真のように丸で示した部分が隙間になっておりここに汚れやプラークが溜まり炎症を引き起こし親知らずに痛みがでます。
このような感染が引き起こされる場合は抜歯が必要と判断します。
抜歯が必要と判断したのちに問題になるのが抜歯の難易度や感染状態、下歯槽神経(上記の赤の2線に示す)との近接具合などが問題になります。
上記のように下歯槽神経に近接している像があればCTを撮影したりして正確に距離を確認しますが、中には接している場合もありますので変に抜こうとして圧迫することで唇あたりに麻痺が出ることがあります。
私はもちろん可能であれば抜歯しますが、リスクが高いケースは口腔外科にご紹介させていただくこともあります。口腔外科の方でも、局所麻酔、静脈内鎮静、全身麻酔など多岐にわたる対応をしてくれるのでご相談していただければと思います。
上記の症例では他院のクリニックで抜歯をしたが抜けなくて膿が出るということで来院しました。
70歳男性で歯根が残存しており感染も疑われCTでは下歯槽神経との近接も認められました。
上記のケースは消炎処置を行い大学病院にご紹介しましたが、高齢者の埋伏抜歯は歯槽骨が硬いケースが多く骨と癒着していることも少なくないので難易度が高いです。
ですから私の意見では、なるべく若いうち(できれば20代)に親知らずは抜いておいた方がい良いかと思います。その方が治癒も良く歯もするっと抜けると思います。
話は変わりますが、、、
子供たちのためにおたる水族館に行きました。
ついてまず食堂でご飯食べてからイルカショーを見て、、、
体型がペンギンと変わらないことに絶望するのでした、、、
おたる水族館は自転車でもよく行きますが、子供たちを連れて行けるいい場所だと改めて思いました。
もちろん帰りはかま栄のかまぼこを買って帰ります。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。