診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~13:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | ● | / |
14:30~19:00 | ● | ● | ● | / | ● | ★ | ★ | / |
★:土日のみ午後14:30~17:00
休診日:木曜・祝日
2023年4月12日
38歳になってしまった院長です。
85kgと自分史上最大豊満ボディなのにケーキをスタッフからいただきました。
もちろんみんなで分けましたけどね
さて今回は心血管疾患(心筋梗塞や狭心症)と歯周病について書いていきたいと思います。
心血管疾患は心筋梗塞や狭心症などのことを言いますが、前から歯周病との関連は言われていましたが、
2019年にコンセンサスレポートが出ていたので内容を確認していきたいと思います。
歯周炎と心血管疾患との関連とメカニズムについてですが、
日常生活の歯磨きやフロス、噛んだりすると歯肉の毛細血管から口腔細菌が侵入し菌血症は起こっていると言われています。特に歯周炎患者ではより頻繁に長期間にわたり毒性の高い細菌が関与すると言われています。
アテローム性血栓は、主にコレステロールがプラークと言って粥状に血管壁に塊りを作っている状態です。プラークが破綻すると、急速に血小板や凝固因子などが活性化され血栓が出来、その場で血管が詰まったり、血栓が末梢の血管を閉塞させたりします。
血管のプラークの中にP. gingivalis と A. actinomycetemcomitansが生存していたことやDNAなどの抗原が認められています。
免疫学的体内に歯周病菌が侵入することでサイトカインなどの炎症反応を引き起こしたすることは研究によって明らかになってきているようです。
予防についてですが、
定期的に歯周治療を受けている方で、治療反応が悪い人は心血管疾患のリスクが高いとされています。
ちなみに、高コレステロール治療薬で用いられるスタチンは、抗炎症作用、骨形成、MMPを阻害することによる抗菌作用が知られているが、スタチン服用している患者では歯周ポケットが浅いことが報告されています。
歯周病治療によって心血管疾患を引き起こすか?
全顎的に歯肉縁下の治療を行えば全身的に急性炎症を引き起こすとされており、短い期間、時間で行えばこれは起きないとされています。が、狭心症や心筋梗塞の既往患者では治療後24時間の心血管疾患リスクが高いため注意が必要であるとされています。
推奨事項
・歯周病のすべての患者に口腔衛生教育を提供し、1 日 2 回を含むブラッシングを行ってもらう必要があります。(ブラッシング、歯間清掃、場合によっては補助器具の使用)
• 心血管疾患(CVD) と診断された人は、総合的な歯周病を含む徹底的な口腔検査を受けるべきです。
プロービングや出血スコアなど少なくとも年に 1 回
効果的な歯周治療は心血管の健康にプラスの影響を与える可能性があることを患者に説明する必要があります。
・抗凝固薬や抗血小板薬服用患者は、専門の医師に相談を行う。
といった具合に歯肉は体の外と中の境目なので健康に保つ必要があるとされています。
また治療によって全身に炎症を引き起こすということも注意が必要と思いました。
話は変わりますが、、、
先月末、送別会と歓迎会をおこなってきました。
1次会は韓国料理(スタッフ選定)
二次会は私がかねてから行ってみたかったモツの朝立ちです!!
完全にセクハラになりそうな感じですが、、、
もつ焼きが大好きでしてずっと行ってみたかった、、、
けど普段あんまし飲みに行かないし、ってことでいきました。
すっぽん酒飲んでみましたが、、、
結構きつかったです笑
料理はとてもおいしかったです。また行きたいです。
締めのラーメンまでやらかす85kgの院長でした。
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。