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リグロスと人工骨併用の歯周組織再生療法について

2023年5月31日

ワイルドスピードにハマっている院長です。

先日過去作を全て拝見した上で最新作ファイアブーストを4DXで見に行ってきました。

席が揺れまくって内容がほぼ入ってこない状態でしたがすごいアクションでなんだかストレス解消になった気がします。次回作が楽しみですね。

さて今回は、私が最近多様しているリグロスを用いた再生療法について触れていきたいと思います。

リグロスは保険で使用できる歯周組織再生療法の薬で、成分はFGF-2という線維芽細胞誘導因子で強力な血管新生作用と間葉細胞増殖を誘導する能力があります。

阪大の村上先生のグループです。

最近は保険診療で歯周組織再生療法ができるとあってリグロスのオペ件数がとても増えました。

歯周炎の進行により骨欠損が複雑な場合があり、浅い場合や3壁の骨欠損であればリグロス単体でも十分で深さ 4 mm 以上の歯周ポケットおよび 3 mm 以上の骨内欠損に適応します。 しかし、1壁骨欠損や4壁骨欠損などの重度の骨内欠損に対する再生効果は、従来の歯周再生療法と同様に限られています。

ですので、3mm以上の骨欠損であれば人工骨を併用したりコラーゲン膜などをおいたりします。私は併用する場合はバイオオス(牛の人工骨)を使用することが多いです。最近東洋紡が開発したボナーク(リン酸オクタカルシウム(OCP)とコラーゲンから成る複合体)を使用したりもしていますがバイオオスが多いです。

本論文では重度の歯周炎患者に対してGC社のサイトランス(炭酸アパタイト)とリグロス併用の効果を検証した論文になります。

併用した場合の歯槽骨増加率が約53.1%とCAL増加が得られ、サイトランスとの併用療法が有用であることが示唆されました。

挺出してるように見える、、、

個人的な感想ですが、炭酸アパタイトを入れているのでX線上は、骨ができているように見えてる可能性があるので本当にできているのかは疑問であるとともに9ヶ月での評価というのも気になるところですね。ですが併用療法の結果が積み重なることで保険適用にサイトランスが入る日も近いのかもしれません。

話は変わりますが、、、

最近熊が出没しまくっているので、山の方には行けておりませんが石狩灯台に行ってまいりました。

すでにお気づきの方もいますが、自転車が新しくなりました。前の自転車は通勤とズイフトで仕様しております。こちらはまだ何にもカスタムしていないので前に進む感じがなくちょっとがっかりしている面もあればDi2と行って電子制御のギアなので感動する面も合ったり、、、

今後も楽しんでいきたいです。

榎本拓哉 院長
榎本拓哉 院長
歯学博士

榎本拓哉 院長 歯学博士

2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。
昭和大学大学院にて歯周病を専攻し、2017年に日本歯周病学会
専門医を取得。
首都圏の歯科医院にて勤務医を経験。
2019年4月 札幌市にてえのもと歯科
開院。

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