歯周病治療で使われる専門用語の解説
皆さんこんにちは。
えのもと歯科です。
歯周病治療では、聞き慣れない専門用語を耳にする機会もそれほど多くはないかと思います。
ただ、中には「それってどういう意味?」と思われる専門用語が飛び交うこともありますよね。
今回はそんな歯周病治療で使われる専門用語を詳しく解説します。
歯周病治療中には、あまり耳にすることはないかもしれませんが、歯周病を意味する「ペリオ」という専門用語があります。
これは歯科関係者の中では当たり前のように使われている言葉です。
ちなみに同じような響きの言葉に「ペリコ」というものがあります。
これは親知らずの周囲に炎症が生じる「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」を指します。
歯の表面に形成された歯石を除去する処置を「SRP(エスアールピー)」といいます。
スケーリング・ルートプレーニングの略称ですね。
スケーリングは、歯の頭の部分である歯冠部に形成された歯石を除去する操作、ルートプレーニングは歯の根っこの部分である歯根部に形成された歯石を除去する操作を指します。
いずれもスケーラーと呼ばれる専用の器具を使います。
もうひとつ、歯周病治療でよく耳にする専門用語に「PMTC(ピーエムティーシー)」というものがありましたね。
これは「プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング」で、簡単にいえば歯のクリーニングです。
専用のブラシを使って、1歯1歯ていねいに磨いていきます。
歯周病治療以外でも定期検診など、いろいろな場面で行うことが多い処置といえます。
このように歯周病治療でも、一般の方にはわかりにくい専門用語が使われることがあります。
上記以外にも何か気になった専門用語があればその都度、お気軽にお聞きください。
当院の院長は、歯周病専門医でもありますし、どんなに難しい言葉でもわかりやすく説明することが可能といえます。

歯学博士
榎本拓哉 院長 歯学博士
2009年 北海道医療大学 歯学部 卒業。昭和大学大学院にて歯周病を専攻し、2017年に日本歯周病学会
専門医を取得。
首都圏の歯科医院にて勤務医を経験。
2019年4月 札幌市にてえのもと歯科
開院。
医院名:えのもと歯科
所在地: 〒063-0845 北海道札幌市西区八軒5条西9丁目4-21
NEO bldg.八軒